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「会津娘 純米酒 つるし(福島県・高橋庄作酒造店)」いただきました

会津娘 純米酒 つるし 高橋庄作醸本日の相手はこいつだ

会津娘 純米酒 つるし
(今回いただいたのは2009.3仕込)
高橋庄作酒造店
(福島県会津若松市)

(2009.3仕込データ)
原材料:米・米麹
原料米 会津産五百万石100%使用
精米歩合:60%
酒精度:17度以上18度未満
仕込:2009.3
蔵出:2009.8(製造年月)

(2010仕込データ)
原材料:米・米麹
原料米 会津産五百万石・夢の香
精米歩合:60%
日本酒度:+1〜2
酒精度:17.0〜17.9%
酸度:1.4〜1.6
価 格:1800ml 2940円(税込送料別)
蔵出:8月6日頃
本数:2,000本

考察

価格は一般の純米酒に比べれば高いと思われがちですが、原酒に近いタイプなので仕方ないでしょう17.5度換算を15度に加水すれば、その価格は2520円(1800ml)となります
また、日本酒度がマイナス寄りのお酒は、アルコール収得率が低く、コスト高となります。原酒並みのアルコール度数でありながら、日本酒度+1〜2と考えれば…蔵元側の負担はかなり大きいですね

以上のことを踏まえると…決して高くないむしろ、県産酒造好適米を使用吊るし純米吟醸規格、生産本数限定等の付加価値(生産本数については蔵元の都合かな?)まで考慮すれば、安いくらい

地元酒造好適米使用も嬉しいですね


また、瓶燗を行っているので、いわゆる生貯蔵酒の部類に入る商品です。

多くの企業が「生」と明記したいがために「生貯」は発展を遂げました。この手のお酒には「生とつけたいだけだろ…」という先入観が漂いますが、おそらくそのまんまの商品コンセプトだと思います。生貯にすることで、風味を生酒に近づけたとの話もありますが、生は生、生貯はやはり生貯です。

一方で、搾りたてを直ぐに瓶詰めし、そのままの状態で瓶貯蔵を行いたい蔵元もいます(タンクの少ないところに多い製造方法)。このようなケースでも、結局は生貯と同じようなプロセスとみなされます。もっと製法に突っ込むと、生のまま貯蔵したから生貯蔵酒というわけではないのです。実際には、貯蔵期間が限りなく0であっても、瓶に詰めて火入れを行えば生貯となります

このお酒は、もちろん後者の商品コンセプトです

酒造会社には、火入れをすることで熟成を進める目的もあるので、火入れを『製品安定化の目的』としか感じられないのは寂しいことです。

蔵元は火入れを行ったと前面に打ち出しているほか、時間とともに風味が変化していくとも謳っています。そんな風に捉えられるところが、日本酒の乙な部分ではないでしょうか?

もちろん、搾りたての生原酒にも価値はあるのですが…半日で風味は変わります。消費者が市販酒として飲めるものと蔵の亀口では雲泥の差があることは確かです。

どちらに価値を求めるかは人それぞれなのでしょうね…


最後に瓶型に触れておこうと思います。
私はこのタイプの口は好きです出っ張りが持ちやすいので好きですそして何より、720mlで打栓は珍しいですねそのレトロ感がちょっぴりかわいいです

酒造側としては、洗瓶しにくいし、使いにくい欠点はいろいろあるんですけどね…でも瓶貯にはスクリューキャップよりも打栓かな


基本的には、小さくて実直な蔵元だからこその商品なんでしょう商品数が多い蔵元には決して真似できないでしょう頭の下がる商品です


感想

今年販売分は絶賛発売中(8月6日頃から販売開始。2000本のみ)だと思いますが、今回は年月を味わうために2009年生産分をいただくことにしました。ちなみに冷蔵保存しておいたものです。蔵元も冷蔵保存もで、酒販店も冷蔵保存、自家でも冷蔵保存なので、あまり劇的な変化はなかったように感じます。それを確かめる方法は絶対にないんですけどね…


上立ち香はややおとなしいものの、含み香には純米酒らしさ落ち着いた熟成香を感じました。酒質が綺麗なためか、ボケ味が出なかったことには安心しました
吟醸で吊るしならではの透明感のある味高アルコールならではのコク喉越しが魅力的で、飲みすぎちゃう典型的なお酒ですね

いわゆる辛口酒に飽きてしまった方や、飲み会での口休め寝酒に向いてるのかな

こんな酒が料理屋さんで出てきたらビックリのハイグレードですこんなタイプのお酒を探し出して、季節ごとに提供し続ける居酒屋さんが出てきたら、ファンになっちゃいます


「蔵元の想いが詰まった瓶入り娘」

そんな言葉がぴったりです。おいしゅうございました

author:むらかみさん, category:日本酒, 01:41
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